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News from Hawaii Aloha Tower
10月15日号
 
ハワイからの情報を毎月1日、15日にお伝えします
 
     絶滅危惧種にボツリヌス菌が流行

50種以上の水鳥が棲息し、その多くが絶滅危惧種であるマウイ島のケアリア・ポンド・ナショナル・ワイルドライフ・リフュージで、今月になってから鳥類ボツリヌス菌が流行し、67羽が死んでいるの発見されました。
原因はハワイの土壌にはどこにでもいるバクテリアの一種で、このバクテリアは特定の条件を満たすと毒物を分泌するようになり、水鳥が毒物を蓄積した無脊椎動物を食べたことで、随意筋が麻痺して溺死ないし窒息した模様。
リフュージ事務所は、これから飛来する鳥を守るため、ポンプで大池の水を汲み出し、小池の水を循環させて毒の濃度を落とす一方、ボランティアの助けを借りて一日に数度の巡回を行ない、死骸の回収ならびに弱った鳥を保護していますが、人手が足りずさらなるボランティアの参加を呼びかけています。

     クヒオ・ビーチ復旧プロジェクト

長年に渡って論議されてきたクヒオ・ビーチ復旧計画も大詰めを迎え、現地時間の10月13日に既存案をそのまま用いるのか、改良案を採択するのかが決定されることになりました。
ノダ案はセメント製防波堤の代わりにラバ・ロックを沈めようというもので、対するオルセン案は小ぶりなT字型のきゅう稜で湾を4つに分割するものです。
景観という点でも、費用の点からみてもオルセン案のほうが優れていますが、どちらにしても結論は13日に出ます。

     リリウォカラニ公園改修へ

ハワイ島にあるリリウォカラニ公園を200万ドルかけて改修することをヤマシロ市長が明らかにしました。
リリウォカラニ公園は今世紀初頭に日系移民たちが中心となって造った日本風の庭園で、鳥居、石灯籠、太鼓橋、茶屋などがありますが、二度の津波で大きな被害を受け、結局復旧でききれなかった部分もありました。
改修内容は歩道の建設、道路の舗装、トイレのリノベート、景観の整備になり、新たに鳥居が3本建設されるようです。

     ワイメア・ヴァレーがテーマパークに?

野生植物に恵まれ、オアフ島ノースショアの人気観光スポットとなっているワイメア・ヴァレーが既にニューヨークの投資家に2500万ドルで売りに出されており、市当局はこれを買い取る方法を模索しています。
ワイメア・ヴァレーは1000年以上も前にカフナ(司祭)に与えられた歴史的な場所であり、絶滅危惧種400種を含む貴重な樹木や草花の生息地でもあり、この地に新たなテーマパーク等が建設されてしまう危険性を住民たちは危惧しています。

     カカアコにメガ・モール?

ホノルル市会議員のミリキタニ氏がカカアコ地区復興のためミネアポリスにある巨大ショッピングセンター「モール・オブ・アメリカ」をベースにした「グレート・ハワイアン・モール」を建設する考えがあることを発表しました。郊外という立地条件、確保可能な用地面積、集客能力という問題がありますが、今後どのような展開を見せるのかが楽しみです。


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